第一章 損得より先に善悪を考えよう
常に本日開店のときの心構えと努力を保てば、、、
常に本日開店のときの心構えと努力を保てば、商店というものは必ず利益が上がるものだ
愛される商いができるかどうかは、、、
愛される商いができるかどうかは、心からその商いを愛するかどうかによる
儲けようとすると繁盛は逃げていき、、、
儲けようとすると繁盛は逃げていき、繁盛に努めると儲けは近づいてくる
価値がありながら金で買えないものは多い、、、
価値がありながら金で買えないものは多い、商人はそうした愛や真心を商品に添えることができる
第二章 創意を尊びつつ良い事は真似ろ
繁盛という青い鳥は競合店や業界常識でなく、、、
繁盛という青い鳥は競合店や業界常識でなく、お客様一人ひとりの心の中にこそ棲んでいる
小さなことでよい始めは物真似でよい、、、
小さなことでよい始めは物真似でよい、実践なくして成就することは何もない
挑戦とは大きなことを明日することではない、、、
挑戦とは大きなことを明日することではない、明日行うつもりの凡事を今日終わらせることである
小さな一歩でもいいその一歩の積み重ねが、、、
小さな一歩でもいいその一歩の積み重ねが、あなたの商いを磨きあなたの人生を変える
雑な心でやった仕事はすべてが雑用となり、、、
雑な心でやった仕事はすべてが雑用となり、心を込めてやった雑用は立派な仕事になる
商売には失敗はつきものだただ良いことには、、、
商売には失敗はつきものだただ良いことには、失敗には必ず教訓があり今後の希望を伴っている
古くして古きものは滅び新しくして新しきものまた滅ぶ、、、
古くして古きものは滅び新しくして新しきものまた滅ぶ、古くして新しきもののみ永遠にして不滅
「術」はやり方にどどまり「道」は在り方昇華したもの、、、
「術」はやり方にどどまり「道」は在り方昇華したもの、真の繁盛は道の先に待っている
第三章 お客様に有利な商いを毎日続けよ
繁盛とは一人ひとりのお客様に、、、
繁盛とは一人ひとりのお客様に、繰り返し買物いただく積み重ねにほかならない
お客様にとって買い物はいつも真剣勝負、、、
お客様にとって買い物はいつも真剣勝負、その真剣さに真摯に応えられる商人であろう
お客様の心を自分の心と重ねられた時、、、
お客様の心を自分の心と重ねられたとき、本当にやるべきことは自ずと見えてくる
自分が客として他店で買い物をするときに、、、
自分が客として他店で買い物をするときに、こうしてもらいたいと思うとおりにすればいい
商品を売るたびに支払わなくても、、、
商品を売るたびに支払わなくても、買えるものがある好評か悪評価のどちらかである
店が行う大宣伝よりも一人のお客様による、、、
店が行う大宣伝よりも一人のお客様による、小さな声の感動のほうが店を繁盛へと導く
買う前と買うときと買った後でそれぞれ異なる、、、
買う前と買うときと買った後でそれぞれ異なる、お客様の期待に応えよう三度の満足を提供しよう
商いの目的は儲けではなくお客様の満足、、、
商いの目的は儲けではなくお客様の満足、その目的の先にこそ皆が幸せになる繁盛はある
第四章 愛と真実で適正利潤を確保せよ
常にお客様の利益を守りかつ己の利益を外さない、、、
常にお客様の利益を守りかつ己の利益を外さない、正しい利益を生み出す不退転の売価をつけよう
利益とはお客様から信頼された証拠であり、、、
利益とはお客様から信頼された証拠であり、商人が責任を負う未来のための資源である
商売の目的に利益は含まれない、、、
商売の目的に利益は含まれない、目的を実現するために利益が必要なだけである
儲かることと繁盛することは別である、、、
儲かることと繁盛することは別である、これを一致させるのが商人の正しい姿である
何のためにどれだけ儲けるかを、、、
何のためにどれだけ儲けるかをもう一度考えよう、それが商いの出発点だ
商人が利益を欲するのと同じように、、、
商人が利益を欲するのと同じように、お客様もまた利益を望んでいる
商売の目的は人の幸せをつくること、、、
商売の目的は人の幸せをつくること、その一点のためにのみ商品は儲ける義務を負う
第五章 欠損は社会の為にも不善と悟れ
これで儲かるなどと思って仕入れてはいけない、、、
これで儲かるなどと思って仕入れてはいけない、お客様の喜ぶ笑顔を思い浮かべながら仕入れよ
仕入れるときに威張って買うから、、、
仕入れるときに威張って買うから、売るときに頭を下げなければならない
多くを売ろうと努めるより一人でも多くの、、、
多く売ろうと努めるより、一人でも多くのお客様に満足してもらえるように努めるのが真実の販売だ
商品知識がないことは商人として不誠実であり、、、
商品知識がない事は商人として不誠実であり、そうした店に繁盛が訪れることはない
売れる数や量よりもその売り買いの質や、、、
売れる数や量よりもその売り買いの質やお客様との心の交流こそ商いの本来の姿がある
第六章 お互いに知恵と力を合わせて働け
優れた販売員とは親切でおもいやりがあり、、、
優れた販売員とは親切で思いやりがあり、友人にしたくなるような人間にほかならない
販売に大切なのは巧みな接客技術よりも、、、
販売に大切なのは巧みな接客技術よりも、深い商品知識であり口先よりも良心である
無常を知り自己変革を恐れず、、、
無常を知り自己変革を恐れず、そこに喜びを見いだす変化対応こそ商人の勤めだ
第七章 店の発展を社会の幸福と信ぜよ
店の大小は大した問題ではない、、、
店の大小は大した問題ではない、大切なのはその店が正しいか否かどうかである
店の語源は「見世」すなわち店とは、、、
店の語源は「見世」すなわち店とは、自分の世界観見せる場所のことである
売る身になって買うお客様はいないから、、、
売る身になって買うお客様はいないから、買う身になって売らなけらばならない
苦情を言うお客様こそ店のいちばん熱心な、、、
苦情を言うお客様こそ、店のいちばん熱心なひいき客になる可能性を持っている
すべての繁盛店がお客様から感謝されるとは限らないが、、、
すべての繁盛店がお客様から感謝されるとは限らないが、お客様から感謝される店は必ず繁盛するものである
第八章 公正で公平な社会活動を行え
あなたの今日の仕事は、たった一人でよい、、、
あなたの今日の仕事は、たった一人でよい、お客様という名の友人をつくることである
利益とはどれだけ社会のために、、、
利益とは、どれだけ社会のために役立ったかを測るものさしにほかならない
第九章 文化のために経営を合理化せよ
商人の誠実さは繁盛で証明され、、、
商人の誠実さは繁盛で証明され、商人の知恵の深さはその利益で測れる
本当の友情がお金では育たないように、、、
本当の友情がお金では育たないように、お客様と店の絆も安売りでは育まれない
これからの商いは感動創造業として、、、
これからの商いは感動総合業そして、金で買えない価値を想像する難しい仕事になる
第十章 正しく生きる商人に誇りを持て
買い物という営みは商人への信任の証であり、、、
買い物という営みは商人への信任の証であり、財布の中の紙幣は良い商人を選ぶ投票券である
人の生き方も商売のあり方も、、、
人の生き方も商売の在り方も、突き詰めれば思いやりにたどりつく
毎日ひとつずつ悪癖を改めよう、、、
毎日一つずつ悪癖を改めよう、そうすればもっと良い商人になれるはずだ
何かを成したい商人は必ず手段を見つけ出し、、、
何かを成したい商人は必ず手段を見つけ出し、何もしたくない商人は必ず言い訳をつくりだす
百万人に物だけを売る繁盛店よりも、、、
百万人に物だけを売る繁盛店よりも、わずかなお客様でも真心を売る店のほうが尊い