目次
足る事を知って、、、
足る事を知って及ばぬ事を思うな。
事に臨んで恐れ、、、
事に臨んで恐れ、謀りごとを好んで成すは勇士のする所也。
合戦の勝負、必ずしも大勢小勢に依らず、、、
合戦の勝負、必ずしも大勢小勢に依らず、ただ士卒の志を一つにするとせざるとなり。
大将は、、、
大将は大なる知恵も、細さなる知恵もなくてはかなわぬものなり。
非は理に勝たず、、、
非は理に勝たず、理は法に勝たず、法は権に勝たず、権は天に勝たず。
※道理に合わないことは道理に、道理は法に、法は権力に、そして権力は天道にはかなわない、という意味の言葉です。
七生まで只同じ人間に生れたく、、、
七生まで只同じ人間に生れたく、朝敵を滅さばやとこそ存じ候へ。
※「七生報国」の語源となり、彼の揺るぎない忠義心と執念を象徴しています。
鶏鳴に起きざれば、、、
鶏鳴に起きざれば、日暮に悔あり。
※(朝、鶏の声と共に起きなければ、日が暮れる頃に後悔することになる)
早起きの重要性と、一日一日を大切に生きることの勧めです。
正直は、、、
正直は一生の宝。
人の善悪は、、、
人の善悪は友による。
謙遜の者は、、、
謙遜の者は遂に幸い来る。不遜の者は災害来る。