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行住坐臥 11日目
行住坐臥(ぎょうじゅうざが)のそれぞれの漢字の意味は、「行」は歩くということ、「住」はとどまること、「坐」は座ること、「臥」は寝ることであります。歩く、とどまる、座る、寝るという日常的に行なっている動作を表します。
「行住坐臥一切の時勢これ最善の道場」という言葉にあるように、日常のすべての動作が道場、すなわち禅を学ぶ場所なのです。
普段の何気ない動作がすべて修行であると考えると、何気なくしていることも全てが仏の教えであり、一切のことを手を抜くことなく修行と考えるべきなのでしょうね。
日常生活で「手を洗う」「服を着る」「顔を洗う」「靴を脱ぐ」などの行動のすべての行いを心を込めて行いたいものです。