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冷暖自知(れいだんじち) 28日目
冷暖自知とは、文字通り、「冷たいも暖かいも自分自身で知りなさい。」という言葉です。
水が冷たいのか暖かいのかは、人から聞いても理解できません。自ら触って初めて理解できるというものです。
仕事も同じことが言えるのではないでしょうか?
あれこれ聞いて理解したつもりでいても、実際にやってみないと本当の意味で理解できないと思います。
昔の徒弟制度であれば教えてくれることすらなかった時代もあります(今でも技術の伝承はそうかもしれません)。
「みて、聞いて、盗んで、やってみる」それで沢山の失敗をして初めて自分自身で理解できるのではないかと思います。
よくない行いに、「やり方を教えてくれたらちゃんとやります」というようなセリフを聞くことがありますが、
やはりそうではないのでしょうね。自ら行い、自ら体験して初めて理解できるのである「冷暖自知」を実践したいものです。