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行雲流水(こううんりゅうすい) 29日目
雲は何もないところを悠々と進み、水は止まることなく流れている。
そういう風に何にもこだわることのない生き方を示している。
修行僧のことを「雲水」と呼ぶのはこの言葉からきています。
実際に地位にもこだわらず、名誉も要らず、金もいらない生き方は難しいことなのかもしれませんが、そういう生き方が人間として必要なのではないかと考えさせられます。
せめて心は、「行雲流水」のように雲や水の如く自然に身を任せて、晴れやかに日々こだわりのない姿勢で過ごしたいものです。身の回りのものが全て自分の師であるが如く生きてみることなのですね。