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勤精進(ごんしょうじん) 34日目
精進とは、仏教一般では「正しい仏の道を歩む」という言葉を表しています。
精進するとは、正しい道を中断することなく(止めることなく)進んでいくということです。
お釈迦様は「きちんと精進すれば、何事も成し遂げられないものはない、ゆえに精進に勤めるべきである。」と言われています。1滴の水も止めることなく落ち続けると、岩をも凹まします。それだけ、精進に勤め続けることは大事なことであると思います。勤精進(ごんしょうじん)は当たり前のことを当たり前に言っているに過ぎないのかもしれません。「眼横鼻直(がんのうびちょく)」もそうだったように、禅語には当たり前のことがよく出てきます。「3歳の子でもわかるけど、80歳の老人でもできない」けだし、名言かもしれないですね。
人生はいつまでも、常に「勤精進」でありたいものです。