一たび着手せし事業は、、、
一たび着手せし事業は必ず成功せしめざるべからず。
(原文)自信は成事の秘訣であるが、空想は敗事の源泉である。故に事業は必成を期し得るものを選び、
一旦始めたならば百難に撓(たわ)まず勇往邁進して、必ずこれを大成しなければならぬ。
何事も始めた限りは成功するまで諦めるなと言うこと。「諦めない限り人生に失敗はない」ですね。
よく人材技能を鑑別し、、、
よく人材技能を鑑別し、すべからく適材を適所に配すべし。
人材は全て「適材適所」にて強みを発揮できる場所で活躍してもらうべきなのでしょう。
およそ事業をするには、、、
およそ事業をするには、まず人に与えることが必要である。それは、必ず大きな利益をもたらすからである。
「GIVE&GIVE&GIVE&TAKE」ぐらいの考え方で経営しなさいと言うことなのでしょう。
機会は、人間一生のうちに誰でも、、、
機会は、人間一生のうちに誰でも、一度や二度は必ず来るものである。それをとらえそこねると、その人は一生立身できない。
人間は常にチャンスに備えて準備をしておく必要があると言うことです。努力をしていれば必ず1度や2度のチャンスは来ると信じたいですね。
小僧に頭を下げると思うから、、、
小僧に頭を下げると思うから情けないのだ。金に頭を下げるのだ。
創業は大胆に、守成は小心たれ。、、、
創業は大胆に、守成は小心たれ。樽よりくむ水にまして、洩る水に留意すべし。
機会は魚群と同じだ。、、、
機会は魚群と同じだ。はまったからといって網をつくろうとするのでは間に合わぬ。
人材の育成は、、、
人材の育成は学問のある者を積極的に用いよ。
酒樽の栓が抜けたときに、誰しも慌てふためいて閉め直す。、、、
酒樽の栓が抜けたときに、誰しも慌てふためいて閉め直す。
しかし底が緩んで少しずつ漏れ出すのには、多くの者が気づかないでいたり、気がついても余り大騒ぎしない。しかし、樽の中の酒を保とうとするには、栓よりも底漏れの方を大事と見なければならない。
岩崎家家訓
「岩崎家の家訓」
一、天の道にそむかない
二、子に苦労をかけない
三、他人の中傷で心を動かさない
四、一家を大切に守る
五、無病の時に油断しない
六、貧しい時のことを忘れない
七、忍耐の心を失わない