中村天風 10の名言

目次

怒る者よりも怒られる者のほうが気は楽だって。、、、

怒る者よりも怒られる者のほうが気は楽だって。反対に言えば、怒られる者よりも、怒る者のほうが苦しいんですよ。

欲しいっていうものが、、、

欲しいっていうものが自分のものにならなかったら、現在自分が持っているものを嬉しい、と思うように考え方を変えればいいんです。

どんな場合にも、、、

どんな場合にも「こまった」「弱った」「情けない」「腹がたつ」「助けてくれ」なんていう消極的な言葉を、絶対に口にしないことです。

偉くなる人とそうならない人と、、、

偉くなる人とそうならない人と、差が出てくるかっていうと、同じ話を聴いても、聴き方、受け取り方が全然違うからなんです。受け取ったことを自分の人生に、どう応用していくかということだけの差なんです。

鉛は鉛、金は金。、、、

鉛は鉛、金は金。鉛に金メッキして、俺は金だというような顔をしなさんな。

人間が人間として生きていくのに、、、

人間が人間として生きていくのに一番大切なのは、頭の良し悪しではなく、心の良し悪しだ。

なにか悲しいこと、辛いこと、、、

なにか悲しいこと、辛いこと、そのほか消極的な出来事があったら、努めて「笑う」ようにしてごらん。どうだい、これならあなた方でもできるだろう?

習慣づけなさい。、、、

習慣づけなさい。習慣は第二の天性。

たとえ身に病があっても、、、

たとえ身に病があっても、心まで病ますまい。たとえ運命に非なるものがあっても、心まで悩ますまい。

運命だって、、、

運命だって、心の力が勝れば、運命は心の支配下になるんです。

心を震わす「中村天風のお話し」

最強の呪文「どうでもいい」:人生の達人への教え

なぜそんなに眉間にシを寄せておる?世界が終わるような顔をして一体何を抱え込んでおるんじゃ。いいか?耳の穴をかっぽじってよく聞け。お前さんが今悩み、苦しみ、夜も眠れずに抱え込んでいるその全てはな、宇宙の果てから見れば塵芥(じんかい)にも等しいのじゃ。はっきり言うよ。全部、全部どうでもいいことじゃ。そう思うことこそがお前さんの命を救う唯一の道なんじゃよ。

わしはな、長いこと人間という生き物を見てきた。ありとあらゆる人間を見てきたよ。金を持っているものも地位があるものも、逆にその日暮らしのものもな。そしてわし自身も死の淵を覗き込み、世界中を放浪し、真理の在処を探し求めてきた。その足が腹の底から断言できる真理が1つある。

それはな、人間を不幸にする最大の敵は戦争でも疫病でも貧乏でもないということじゃ。最大の敵はな、お前さん自身の心の中にある「執着」じゃ。「こうでなければならない」「ああなったらどうしよう」「あの時あんなことを言わなければよかった」。そういうどうでもいいことを後生大事に抱え込んで離さない。その心の癖がお前さんの尊い命の炎をじわじわと窒息させている正体なんじゃよ。

今日は、投げやりになれと言っているのではないぞ。自暴自棄になれと言っているのでは断じてない。もっと高次元の、もっと強烈な命の本来あるべき姿を取り戻すための、「どうでもいい」という最強の呪文についてじゃ。これを聞き終わる頃には、お前さんの肩に乗っている見えない重石が消え失せ、心の中に青空が広がり、腹の底から力が湧いてくるはずじゃ。

覚悟はいいか?わしは手加減せんぞ。お前さんの魂を叩き起こすために本音でぶつかるからな。

さて、わしが世の中を見渡して一番滑稽で、かつ一番哀れに思うのはな、取り越し苦労に命を削っている連中じゃ。お前さんも心当たりがあるじゃろ。まだ起きてもいない未来の失敗を想像して勝手に心臓を縮こまらせている。「上司に怒られたらどうしよう」「病気になったらどうしよう」「金がなくなったらどうしよう」「老後になったらどうしよう」「嫌われたらどうしよう」。

バカを言え、とわしは叫びたい。いいか、よく考えろ。明日空から隕石が落ちてくるかもしれんのじゃぞ。明日道を歩いていて何かにぶつかって死ぬかもしれんのじゃ。未来のことなど神でもない人間に分かるはずがないんじゃ。わからんことをああでもないこうでもないと悩み、その恐怖で今日という二度とない一日を暗く塗りつぶす。これこそが命に対する最大の冒涜じゃと思わんか。

わしが見てきた中で本当に強い人間、本当に運のいい人間というのはな、未来を心配する人間ではない。何かあったらその時に対処すればいいと腹をくくっている人間じゃこれが「どうでもいい」の真髄じゃ

結果なんてどうでもいいのじゃ。大切なのは、今この瞬間にお前さんがどれだけ命を輝かせて生きているか、それだけなんじゃよ。例えばお前さんが何かに挑戦するとしよう。商売でもいい、恋愛でもいい、新しい趣味でもいい。その時「失敗したら恥ずかしい」とか「損をしたらどうしよう」とか、そんな不純物が心に混ざると、途端に体は強張る。思考は濁る。そしてその恐れが現実の失敗を引き寄せるんじゃ。

心の法則というのは実に正直なものでな。お前さんが心で描いた通りの絵を現実に上映するんじゃよ。「失敗したらどうしよう」と思っている時、お前さんの心にはまざまざと失敗した自分の姿が描かれている。だから失敗するんじゃ。逆にだ。「結果なんてどうでもいい、わしは今これをやりたいからやるんじゃ。全力を尽くして野となれ山となれ」と開き直ってみろ。

そうやって腹が決まった時、人間は信じられないような底力を発揮する。雑念が消え、目の前のことに没頭できる。これを「無念無想」と言ってもいいし、「三昧の境地」と言ってもいい。要は、結果への執着を捨て去り、どうでもいいと放り投げた瞬間に、お前さんは最強になるんじゃ。

人間関係においてもそうじゃ。わしは多くの人間が他人の目ばかりを気にしてビクビクしながら生きているのを見てきた。「あの人は私のことをどう思っているだろうか」「こんなことを言ったら笑われないだろうか」。そんなことを考えて言いたいことも言えず、やりたいこともやれず、小さく小さく縮こまって生きている愚か者に言いたい。他人の評価など全部どうでもいいんじゃ

いいか、よく聞け。他人はな、お前さんのことなどこれっぽっちも気にしてはおらん。彼らは彼らで自分の晩飯の献立や自分の懐具合や自分の健康のことで頭がいっぱいなんじゃ。お前さんがどう生きようが、彼らにとっては道端の石ころと同じじゃ。仮に誰かがお前さんの悪口を言ったとしよう。それがどうした?それはただの空気の振動じゃ。音波じゃ。こんな実体のないものになぜお前さんの尊厳が傷つけられねばならんのじゃ。

誰かがお前さんを批判したとしても、それはその人の目に映ったお前さんに対する感想であって、本当のお前さん自身の価値とは何の関係もない。天に向かって唾を吐けば自分に帰ってくるだけじゃ。悪口を言う人間は、自分の心の貧しさを宣伝しているに過ぎん。そんな哀れな連中の言葉にいちいち反応して心を曇らせる必要など微塵もないんじゃよ。

「嫌われたらどうしよう」。嫌われたら嫌われたで結構なことじゃないか。自分を理解できない人間、波長の合わない人間が去っていくだけのことじゃ。代わりに本当の自分をさらけ出して生きていれば、必ずそれに共鳴する人間が現れる。万人に好かれようなどという浅ましい根性を捨てることじゃ。「わしを嫌うなら勝手に嫌え。わしはわしの道を行く」。それくらい腹をくくれば、人間関係の悩みなど朝霧のように消えてなくなる。

病気や健康についても同じことが言える。わし自身、かつては不治の病と言われた結核を患い、死に物狂いで苦しんだ経験があるからこそ言うんじゃが、病を恐れ、病を憎み、「治りたい治りたい」と喚き、もがけばもがくほど病は逃げていかん。むしろ心まで病魔に食われてしまう。肉体が病むことはある。それは生き物である以上避けられんこともあるじゃろう。だがな、心まで病ませる必要はないんじゃ。体は病気でも心は健康だと、なぜ高らかに笑い飛ばせんのか。

痛い時、苦しい時こそこんなものを「どうでもいい」と心の中で一喝するんじゃ。「肉体の痛みなどわしの魂の崇高さには指一本触れることはできん」と精神の座を高く保つのじゃ。病気になったことをくよくよ病んだり、運命を呪ったりするその弱気な心が、お前さんの免疫力を下げ、治るものも治らなくさせているんじゃよ。「なるようになったらそれでいい」。そうやって生への執着すらも手放し、大いなる宇宙の命の力に全てを委ねた時、不思議と生命力というのは蘇ってくるものなんじゃ。それが「絶対積極」の境地じゃ。

いいか。現代を生きるお前さんたちは真面目すぎるんじゃ。責任感、結構なことじゃ。努力、素晴らしいことじゃ。しかしな、その責任感や努力が悲壮感に満ちたものであってはならん。眉間にシを寄せ、歯を食い縛り、「これをやらねばならぬ」「あれをせねばならぬ」と自分を追い込んで、それで一体何が生まれると言うんじゃ。生まれるのは胃潰瘍と神経衰弱だけじゃよ。

もっと力を抜け、もっと適当でいいんじゃ。「適当」というのは「いい加減」という意味ではないぞ。「適当」、つまり「適度に当たる」ということじゃ。車のハンドルだって遊びがあるからスムーズに曲がれるんじゃろう。ガチガチに固定されていたらちょっとした衝撃で壊れてしまうわ。人生も同じじゃ。「まあなんとかなるだろう」「死ぬこと以外はかすり傷じゃ」と笑って受け流す心の余裕、遊びがあってこそ、どんな困難も乗り越えていけるんじゃ。

わしはな、朝起きたら鏡に身を映してカッと笑うことに決めておる。どんなに気分が優れない日でも無理やりにでも笑うのじゃ。そしてこう言う。「お前はなんて運がいいんだ。今日も素晴らしい一日になるぞ」とな。端から見ればバカに見えるかもしれんがな、これが大事なんじゃ。形から入るんじゃよ。「どうでもいい」という境地に達するのが難しければ、まずは形だけでも「どうでもいい」という顔をするんじゃ深刻な顔をするな。深刻さは不運を引き寄せる磁石じゃ。笑いは邪気を払い福を呼び込む太鼓の音じゃ。

お前さんが抱えている仕事のトラブル、借金の問題、家庭の不和。確かに現実的な対処は必要じゃろう。だが、心までそのトラブルの中に浸り込むな。問題は問題として淡々と処理すればいい。そこに感情という油を注ぐな。「困った、困った」と言えば言うほど、脳みそは困った状態を実現しようとフル回転し始める。逆に「こんな問題大したことない。どうでもいいことじゃ。解決策は必ずある」と、高みの見物を決め込んでみろ。そうすれば不思議とゆとりが広がり、今まで見えなかった解決の糸口が見えてくるもんじゃ。

人生というのはな、川の流れのようなもんじゃ。流れに逆らって泳ごうとするから苦しいんじゃ。岩にしがみついて流されたくないと踏ん張るから疲れるんじゃ。力を抜いて仰向けになってプカプカと浮いてみろ。流れに身を任せてみろ。そうすれば川は勝手にお前さんを大海原へと運んでくれる。この「流れに任せる」という態度こそが「全部どうでもいい」という言葉の真意じゃ。

それは決して人生を放棄することではない。むしろ宇宙という偉大な力の流れを信頼し、その一部として生きるという、最も積極的で最も力強い生き方の宣言なんじゃよ。過去を悔やむな、終わったことはもう存在しないんじゃ。存在しないものをいじくり回して今の時間をドブに捨てるな。未来を憂うな、まだ来ぬものは存在しないんじゃ。存在しないお化けに怯えて今の光を閉ざすな。

あるのは今だけじゃ。今、この瞬間お前さんがどういう心でいるか、それだけがお前さんの人生の全てなんじゃ。だから今日から口癖を変えてみろ。何か嫌なことがあったら「まあいいか」。腹が立つことがあったら「どうでもいい」。不安が襲ってきたら「なるようになる」。そうやって心にこびりついた執着の泥を、言葉のブラシでゴシゴシと洗い落とすんじゃ。最初は嘘でもいい。言い続けるうちに心はその言葉通りになっていく。言霊の力というのは凄まじいもんじゃよ。

お前さんは何のために生まれてきたんじゃ。苦しむためか?悩むためか?誰かの顔色を伺って小さくなって生きるためか?違うだろう。命を喜んで生きるためじゃろ。この美しい世界を味わい尽くすためじゃろ。自分の持てる力を存分に発揮して周りを照らすためじゃろ。そのためには心は常に自由でなければならん、軽やかでなければならん、透明でなければならん。「全部どうでもいい」という剣で、心を縛りつける鎖を断ち切れ。

鎖が切れた時、お前さんは初めて知るはずじゃ。自分の中にこれほどまでに強大な力が眠っていたのかと。自分はこれほどまでに自由で、これほどまでに大きな存在だったのかと。わしの言っていることが極端に聞こえるなら、墓場に行ってみるといい。そこにはかつて重要だと思って必死に掻き集めた金や名誉や、どうでもいいプライドを抱えたまま死んでいった者たちが眠っておる。彼らは今、何も持っていない。全て置いていったんじゃ。結局最後はみんな「どうでもいい」状態になるんじゃよ。ならば生きているうちからその境地で生きてみたらどうじゃ。「死んだ気になって生きてみたらどうじゃ」。どうせ死ぬんだから怖いものなんてない。覚悟が決まった人間は強いぞ。目が違う、声が違う、纏うオーラが違う。そういう人間には運命の女神だって惚れ込むもんじゃ。

さあ、顔を上げろ。お前さんの人生の脚本家はお前さん自身じゃ。悲劇のヒロインを演じるのはもうやめじゃ。そんな湿っぽい芝居は誰も見たくないわ。これからは豪快に笑い、風のように軽やかに生きる喜劇の主人公を演じるんじゃ。多少の失敗も笑い飛ばせ。他人からの批判も柳に風と受け流せ。全てを肯定し、全てに感謝し、そして全てを「どうでもいい」と手放した時、お前さんの人生は眩いばかりの光に包まれるじゃろう。

細かいことは気にするな。明日の天気なんて気にするな。心の中にいつも太陽を輝かせておけば、外が嵐だろうが槍が降ろうが、お前さんの世界は常に晴天なんじゃ。いいか、もう一度言うぞ。全部全部、どうでもいい。本当に大切なのは、お前さんの心が今喜びで震えているかどうか、それだけじゃ。

さあ行け。その胸にある命の炎を、燃やして燃やして燃やし尽くせ。わしは信じておるぞ。お前さんの中にはまだ眠ったままの巨人がおる。その巨人を呼び覚ますのが「どうでもいい」という言葉なんじゃ鎖を解け檻を壊せ。そして広大な宇宙へとその翼を広げて羽ばたくんじゃ。お前さんの人生はお前さんが思っているよりもずっと、ずっと素晴らしく可能性に満ち溢れておるんじゃからな。

じゃあ、健闘を祈るぞ。わしはずっと見守っておるからな。ははは。

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