道をひらく– category –
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道をひらく 岐路に立ちつつも
道をひらく 松下幸之助著 岐路に立ちつつも 動物園の動物は、食べる不安は何もない。他の動物から危害を加えられる心配も何もない。きまった時間に、いろいろと栄養のある食べ物が与えられ、保護されたオリの中で、ねそべり、アクビをし、ゆうゆうたるも... -
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道をひらく 時を待つ心
道をひらく 松下幸之助著 時を待つ心 何ごとをなすにも時というものがある。時―ーそれは人間の力を超えた、目に見えない大自然の力である。いかに望もうと、春が来なければ桜は咲かぬ。いかにあせろうと、時期が来なければ事は成就せぬ。冬が来れば春はま... -
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道をひらく 心を通わす
道をひらく 松下幸之助著 心を通わす 古人曰く、人生はあざなえる縄の如し。まことにこの世の中、長い人の歩みのなかには、よいこともあればわるいこともある。うれしいことあれば悲しいこともある。そして、よいと思ったことが実はわるくて、わるいと思... -
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道をひらく 心配またよし
道をひらく 松下幸之助著 心配またよし 何の心配もなく、何の憂いもなく、また何の恐れもないということになれば、この世の中はまことに安泰、きわめて結構なことであるが、実際はそうは問屋が卸さない。人生つねに何かの心配があり、憂いがあり、恐れが... -
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道をひらく 世間知らず
道をひらく 松下幸之助著 世間知らず 忍耐づよく、根気よく、知識を身に着けよう・校長と先生の命令に絶対したがうべし・校長や先生が教室にはいるとき、教室を出るとき、起立して送迎すべし・先生に答えるときは起立、先生の許可あって着席すべし・校長... -
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道をひらく 人間だけが
道をひらく 松下幸之助著 人間だけが この世の中、見方によってはすべて人と人との約束のうえに成り立っているといってもよい。 友人との待ち合わせの時間の約束から、金銭物品の貸借の約束、さらには社則や国家の法律というものもおたがいの生活を... -
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道をひらく 真剣に叱られる
道をひらく 松下幸之助著 真剣に叱られる おたがい人間、叱られるということは、あまり気持ちの良いものではない。 自分に非があったと認めていても、叱られるということはやはり嫌である。 だから、叱られるよりも叱られないほうを好みがちで、これは... -
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道をひらく 責任を知る
道をひらく 松下幸之助著 責任を知る 自分に全く関係ないところで、自分に全く関係ないと思う事が起こって、だから自分には全く責任がないと思う事でも、よくよく考えてみれば、はたして自分に全く責任がないと自信をもっていうことができるであろうか... -
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道をひらく 生かしあう
道をひらく 松下幸之助著 生かしあう 人間の生命は尊い。尊いものは誰もが尊重しなければならぬ。ところが、自分の生命の尊いことはわかっても、他人の生命もまた尊いことは忘れがちである。ともすれば私心に走り私利私欲が先に立つ。つまり、自分にとら... -
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道をひらく 辛抱する心
道をひらく 松下幸之助著 辛抱する心 どんな人が良い人で、どんな人がわるい人か、それは一概にはいえないけれど、国の法を犯す人はもちろんのこと、おたがいに良くない人だと思う人々は、浜の真砂のつきざる如く、昔も今もいっこうになくなりはしない。...