道をひらく– category –
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道をひらく
道をひらく 心の鏡
「道をひらく」 松下幸之助著 心の鏡 自分の身なりを正すためには、人はまず鏡の前に立つ。鏡は正直である。ありのままの姿を、ありのままにそこに映しだす。自分のネクタイは曲がっていないと、がんこに言い張る人でも、鏡の前に立てば、その曲直(きょ... -
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道をひらく 視野を広く
視野を広く 視野を広く 世の中は広い。その広い世の中を、狭い視野ですすめば行きづまる。人生は長い。その長い人生を、狭い視野で歩めば息が切れる。視野の狭い人は、わが身を処する道を誤るだけでなく、人に迷惑をかける。だから、おたがいの繁栄のた... -
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道をひらく 病を味わう
病を味わう 病を味わう 病気になってそれがなおって、なおって息災を喜ぶうちにまた病気になって、ともかくも一切病気なしの人生というものは、なかなか望みえない。軽重のちがいはあれ、人生に何回か病の床に臥すのである。5回の人もあろう。10回の人も... -
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道をひらく 若葉の峠
「道をひらく」 松下幸之助著 若葉の峠 峠から峠に移る旅路かな いつ聞いたのか どこで読んだのか、もうすっかり忘れてしまったがこのことばだけは今も忘れずに 時折の感慨にふと頭をかすめていく。一つの峠を越えてホッと息をついたらまた次に峠が... -
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道をひらく 真剣勝負
「道をひらく」 松下幸之助著 真剣勝負 剣道で、面に小手、胴を着けて竹刀で試合をしている間は、いくら真剣にやっているようでも、まだまだ心にスキがある。しかしこれが木刀で試合をするとなれば、いささか緊張せざるを得ない。打たれれば気絶するし、... -
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道をひらく さまざま
「道をひらく」 松下幸之助著 さまざま 春が来て花が咲いて、初夏が来て若葉が萌えて、野山はまさに華麗な装いである。さまざまの花が咲き、さまざまの草木が萌え、さまざまの鳥が舞う。さまざま、とりどりなればこそのこの華麗さである。この自然の装い... -
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道をひらく 自然とともに
「道をひらく」 松下幸之助著 自然とともに 春になれば花が咲き、秋になれば葉は枯れる。草も木も野菜も果物も、芽を出すときには芽を出し、実のなるときには実をむすぶ。枯れるべき時には枯れてゆく。自然に従った素直な態度である。そこには何の私心... -
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道をひらく 手探りの人生
「道をひらく」 松下幸之助著 手探りの人生 目の見えない人は、なかなかケガをしない。むしろ目の見える人の方が、石につまずいたり、ものに突き当たったりしてよくケガをする。なまじっか目が見えるがために、油断するのである。乱暴になるのである。 ...