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身心一如(しんしんいちにょ) 31日目
身心一如とは「体も心も同一である」という意味で、道元禅師が伝えたとされています。
「身心一如?」「心身一如?」どちらなの?と思わず確認してみたのですが、「身心一如」が正しいようです。昨日は「迷悟一如」について書きましたが、同じ「一如」を使った言葉として覚えておきたい禅語です。
以前「洗心」について触れましたが、体の汚れはわかっても心の汚れまではわからないという話をしました。身心一如ならまずは心の洗心をしっかりと行い、その心で持って体を同一にしていく必要があるのではないでしょうか?
スポーツの世界では「心・技・体」という言葉がありますが、これを仕事であらわすと、心を磨き、体を心と同一のものつまり態度や行動を磨いた心と同じように清々しい状態にした上で、技術(仕事の技)を磨き精進するということになるのではないかと考えます。