道をひらく– category –
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道をひらく 学ぶ心
道をひらく 松下幸之助著 学ぶ心 自分ひとりの頭で考え、自分ひとりの知恵で生みだしたと思っていても、本当はすべてこれ他から教わったものである。教わらずして、学ばずして、人は何一つ考えられるものではない。幼児は親から、生徒は先生から、後輩は... -
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道をひらく 教えなければ
道をひらく 松下幸之助著 教えなければ 人間はえらいものである。たいしたものである。動物ではとてもできないことを考えだして、思想も生みだせば物もつくりだす。まさに万物の王者である。しかしそのえらい人間も、生れおちたままに放っておいて、人間... -
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道をひらく わが身につながる
道をひらく 松下幸之助著 わが身につながる 何でもかんでも、わるいことはすべて他人(ひと)のせいにしてしまったら、これほど気楽なことはないだろう。すべて責任は相手にあり、都合のわるいことは知らぬ存ぜぬである。だがしかし、みんながみんなこんな... -
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道をひらく 身にしみる
道をひらく 松下幸之助著 身にしみる 一生懸命にやっていたつもりでも、何かのキッカケで身にしみる思いをしたときには、今までの一生懸命さがまだまだ足りぬことに気がつくことが多い。身にしみるということは、尊いことである。ありがたいことである。... -
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道をひらく 己を知る
道をひらく 松下幸之助著 己を知る 戦いはまず敵を知ることから始めよ,とはよくいわれることである。太平洋戦争においてわが国が負けたのも,米国の力をよく認識していなかった,相手をよく知らなかったからだといわれている。それもたしかに一理あろう... -
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道をひらく あぐらをかく
道をひらく 松下幸之助著 あぐらをかく 一日の精いっぱいの働きを終えてわが家の居間にゆったりとあぐらをかけば、心もくつろぐ。だから、身を動かすのがついおっくうになり、家人からとかく小言の一つもいわれやすい。わが家の居間ならそれもよいけれど... -
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道をひらく こわさをしる
道をひらく 松下幸之助著 こわさをしる こどもは親がこわい。店員は主人がこわい。社員は社長がこわい。社長は世間がこわい。また、神がこわい。仏がこわい。人によっていろいろある。こわいものがあるということは、ありがたいことである。これがあれば... -
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道をひらく 恵まれている
道をひらく 松下幸之助著 恵まれている 人間というものはまことに勝手なもので、他人をうらやみそねむことがあっても、自分がどんなに恵まれた境遇にあるかということには案外、気のつかないことが多い。だからちょっとしたことにもすぐに不平が出るし不... -
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道をひらく 虫のいいこと
道をひらく 松下幸之助著 虫のいいこと 人間はとかく虫のいいことを考えがちで雨が降っても自分だけはぬれないようなことを日常平気で考えている場合が多い。別に虫のいいことを考えるのがいけないというのではないが虫のいいことを考えるためにはそれ相... -
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道をひらく 追求する
道をひらく 松下幸之助著 追求する 月に向けてロケットを発射する。轟音とともにたちまち天空高くとび立って、もはや人間の目にはとどかない。しかし追跡装置が完備して、どこまでもこれを追う。何千キロ何万キロ、月の表面に至るまで、刻々にこれを追う...