道をひらく– category –
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道をひらく 力をつくして
道をひらく 松下幸之助著 力をつくして どんな仕事でも、一生懸命、根(こん)かぎりに努力したときには何となく自分で自分をいたわりたいような気持が起こってくる。自分で自分の頭をなでたいような気持になる。きょう一日、本当によく働いた、よくつとめ... -
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道をひらく 引きつける
道をひらく 松下幸之助著 引きつける 磁石は鉄を引きつける。何にも眼には見えないけれども、見えない力が引きつける。自然に鉄を引き寄せる。人が仕事をする。その仕事をする心がけとして大事なことはいろいろあろうけれどもやっぱりいちばん大事なこと... -
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道をひらく 旗をみる
道をひらく 松下幸之助著 旗をみる 射場に行って射撃の練習をすると、遠い標的の下に監視の人がいて、発射のたびに旗を振ってくれる。その旗の振りぐあいで、ねらいが的を射たか、 はずれたか、また右にそれたか左にずれたか、一目でわかり次のねらいを修... -
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道をひらく しかも早く
道をひらく 松下幸之助著 しかも早く ものごとを、ていねいに、念入りに点検しつくしたうえにもさらに点検して万全のスキなく仕上げるということはこれはいかなる場合にも大事である。小事をおろそかにして、大事はなしとげられない。どんな小事にでもい... -
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道をひらく 働き方のくふう
道をひらく 松下幸之助著 働き方のくふう 額に汗して働く姿は尊い。だがいつまでも額に汗して働くのは知恵のない話である。それは東海道を、汽車にも乗らずやはり昔と同じようにテクテク歩いている姿に等しい。東海道五十三次も徒歩から駕籠へ、駕籠から... -
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道をひらく 自分の仕事
道をひらく 松下幸之助著 自分の仕事 どんな仕事でも、それが世の中に必要なればこそ成り立つので世の中の人々が求めているのでなければその仕事は成り立つものではない。人々が街で手軽に靴を磨きたいと思えばこそ靴磨きの商売も成り立つのでさもなけれ... -
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道をひらく 一陽来復(いちようらいふく)
道をひらく 松下幸之助著 一陽来復(いちようらいふく) ひろい世の中、長い人生、いつも心楽しいことばかりではない。何の苦労もなく何の心配もなくただ凡々と泰平を楽しめれば、これはこれでまことに結構なことであるけれどなかなかそうは事が運ばない。... -
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道をひらく 一人の知恵
道をひらく 松下幸之助著 一人の知恵 おたがいに神さまではないのだから一人の知恵には限りがある。それがどんなに偉い人であってもやっぱりその人一人の知恵には限りがある。こんな限りのある知恵で長い人生を歩み広い世の中を渡ろうとするのだから、と... -
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道をひらく ものの道理
道をひらく 松下幸之助著 ものの道理 人間おたがいに落着きを失ってくると、他人の庭の花が何となく赤く見えてきて、コツコツまじめにやっているのを自分だけ、人はみなぬれ手でアワ、ラクをしながら何かボロイことをやっているように思えてならなくなる... -
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道をひらく 窮屈はいけない
道をひらく 松下幸之助著 窮屈はいけない 窮屈な場所に窮屈にすわっていると、血の巡りも悪くなって脚も痺れる。身体が固くなって自由な動作がとれないのである。無作法は困るけれど、窮屈はなおいけない。やっぱり伸び伸びとした自由自在な姿が欲しいも...